140 題で 900 円)があったのですが、泥酔 状態に陥る客が頻出したためかシステ ムが変更されました。居酒屋メニュー だけではなく、隣接するやまと屋寿司 店のメニューも注文することができま すが、お薦めは名物の 1 つ「イカ玉」(写 真3)。小さな鉄鍋に山芋をベースとし た生地をふわふわに焼き上げ、串揚げ のソースと青海苔・マヨネーズを回し かけた逸品です。舌が火傷しそうなほ ど熱々のイカ玉を頬ばり、よく冷えた ビールで流し込む快感は堪えられませ ん。ぼんやりと一人居酒屋で盃を傾け ていると、ここでも瞬く間に時間は過 ぎていきます。ほどほどの酔いとなっ たところで、本日の宿泊地へと移動し ます。新世界での宿泊というと、新今 宮の駅前にできた〇〇リゾートかと思 われるかもしれませんが違います。下 寺の自院です。開院にあたり先輩開業 医の先生から「院長はクリニックと一 体とならなければならない」との教え を受けましたので、院内の片隅に小上 がりを設け、そこに背もたれを倒すとベッドになるソファを置いて寝泊まりできるようにし ています。ぎりぎりまで寝ることが出来るため翌朝が楽です。私はこれまで目覚まし時計を 使ったことがありませんが、最悪診療開始の1分前まで寝坊することが可能という安心感は、 ジャズの旋律に昂ぶった気持ちを落ち着かせ、心穏やかな快眠へと誘います。 翌6 : 00 巨塔の麓で心身ともに温まる 年齢を重ねるにつれ睡眠時間が短くなりました。午前 4 時頃には起床して軽くストレッチ と洗濯を済ませた後、バスタオル片手に早朝の散歩。再び新世界方面へと出掛けるのですが、 途中の愛染公園では朝の凛とした空気の中、立ち並ぶ満開の桜が楽しめます。まさしく「春 はあけぼの」ここは極楽かと錯覚する眼福です。公園での朝の一服の後、通天閣の真下にあ 写真 2 やまと屋総本店の外観。看板にある金言は健康の原点、心に沁みる。 写真 3 やまと屋名物のイカ玉。鉄板はミニサイズで一人でも十分食べきれる。
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