浪速区医師会 七十年の歩み

診療報酬の話もございましたが、去年になりますけれども、私は今回、信念を持って医療界、 これは福祉も含めてでございますが、公的価格でもって決まるような報酬体系の重要な職業 に就いていらっしゃる分野において、これから国を挙げて構造的賃上げを実現するぞと。な べて賃上げを要求している中で、これはしっかりとこちらでの賃上げもしていかなければお かしいだろうと信念を持って訴えさせていただきました。 0.88%というのは十分ではなかったかもしれませんが、これは松本医師会会長をはじめと する医師会の先生方の先頭に立ってのご尽力を、いささかなりとはなりますが自民党として もしっかり後押しさせていただいたと自負しております。 ここで私、今朝、東京から大阪に駆けつけて本日の会に出席させていただいております。 それは昨日 6 時から、私が所属している清和政策研究会の最後の総会となりましたが、解散 を決める総会があったからでございまして出席してまいりました。もちろん、これに先立つ ことは皆さま当然ご存じのとおり、岸田派も二階派も解散するということで、今や自民党の 最大派閥は無派閥、無所属ということになったわけです。 私自身は元外務官僚外交官で、政治の世界に行くことについては相当ちゅうちょして悩ん だ揚げ句に飛び込みました。そのときに決心を最後にして頑張ろうと思ったのは、安倍総理 という政治家を深く尊敬し憧れるところがあったからで、ファンクラブに入るような気持ち で清和政策研究会に入りました。ですから今回、政治とお金の不信を招く形で解散に至った ことは痛恨の極みですが、しかし解散は当然のことであったとも思っております。 同時に今回の解散で自民党の半分以上が無所属になっていく中で、実はこの先、自民党内 の統治の在り方を、ある意味、近代化していくきっかけになればいいのではないかとも思っ ております。英国でも韓国でも他の先進国で 300 人以上所属議員がいるところであっても、 党がしっかりと統治するのが普通の形です。 もちろん、今、半分が無所属ではあるので、この先どうなるかは分からないのですが、党 内統治の在り方も、より良い部分をたくさん取り込んで、より自民党が信頼できる組織に生 まれ変わっていくきっかけとしていくことが、こうしてご迷惑を掛けた清和政策研究会所属 の議員としての職責ではないかと思っているところでございます。 最後に今日はめでたい 70 周年、浪速区医師会の古希を祝う会ですが、しかし 2024 年は激 動の年になると思います。能登の地震だけではなく、2 日目には日航機と海保航空機の衝突 事故もありましたが、それだけでなく世界を見回しても、この前、台湾総統選がありました。 11 月にはアメリカ大統領選挙がある。ウクライナでもガザでも戦闘が起きていて、われら日 本の周りの台湾海峡も大丈夫かなというところであります。 今、自民党がしっかりと立て直しをしなければならない。そういう政治の安定を取り戻す ための作業が待ったなしの状況でございます。医師会の先生方には、ますます医療界でさら 175

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