浪速区医師会 七十年の歩み

浪速区医師会創立 70 周年おめでとうございます。 浪速区医師会様には長年に渡りご指導たまわり、連 携をとらせていただいております。心より感謝申し上 げるとともにますますのご発展をお祈り申し上げます。 なにわ生野病院は 2008 年 5 月にはじめて日本医療機 能評価機構の認定病院となりました。その後、2010 年 には社会医療法人の要件である時間外救急搬送患者の 需要件数として定められた年間750件を3年平均によっ て達成しています。2011 年には DPC 対象病院となり、 その後も 7:1 の看護基準をクリアするなど病院機能の充実を図ってきました。 2014 年 12 月 1 日に浪速区芦原橋より現在の浪速区大国に新築・移転しています。現在の 病院は地下2階、地上11階で、上層部9~11階は老人保健施設なにわラガール(100床)になっ ています。病院地下 2 階には様々な癌の治療が可能な放射線治療室を、3 階には人工透析・ 血液浄化室 30 床を設けて、これから増加する一方の癌疾患と慢性腎疾患への対応を行って います。 弘道会の理念である安心・信頼・貢献を実行するための行動として、なにわ生野病院の役 割は大きくわけて 5 つあります。 一つめは、間近に迫った団塊の世代の全員が後期高齢者となる 2025 年問題への対応です。 急性期病床の削減が必死の現状において 2025 年の急性期医療を守るため年々高くなってい く重症度、医療・看護必要度に対応できるように取り組んでいます。また高齢者のQOLを守っ ていけるように人工関節センターを設けて、ロボット支援手術も導入した最新の人工膝関節、 人工股関節の置換手術を最高レベルの技術で行っています。 二つめは二人に一人が罹患して、三人に一人が亡くなると言われている癌への対応です。 従来の手術・化学療法等に加えて、様々な癌に対応できるリニアックによる放射線治療も開 始しています。また、がんリハビリテーションも開始しており治療のみではなく QOL も課 題にチーム医療で取り組んでいます。 なにわ生野病院 病院報告 長谷川 格 なにわ生野病院 院長 55

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