医師及びトレーナーを中心に糖尿病、高血圧等の運動療法を行い、予防注射、健診等も行った。 又、会議室を利用し、学術活動はもちろん、美術展、絵画教室、書道教室、ギター部、囲碁部、 ダンス部等の文化活動も大いに行った。 しかしながら、本センターの運営は、大阪市の委託を受け補助金をもらっての事業であっ たため、平成 19 年、大阪市の財政改革により委託料、補助金が打ち切られ、運営困難となった。 さらに、大阪市へ多額の賃貸料も支払わなければならなくなった。 このため、理事会で何度も慎重に検討を重ねた結果、苦渋の選択ではあったが、「なにわ 保健センター及び附属診療所」の閉鎖・廃止を決定、新会館建設の準備に取りかかることを 平成 20 年 4 月理事会で決定、平成 20 年 10 月の臨時総会で承認を得た。 新会館建設に当たっては、その経緯を「浪速区医師会六十年の歩み」の中で、佐久間靖博 先生(元会長)が詳しく述べてくれているが、最も苦慮したのが資金調達であった。不足分 を A 会員の先生方から借入する案を総会で承認してもらい、1人当たり、1口 50 万円の協 力を求めることになった。すべての会員が協力して下さったことに心から感謝申し上げたい。 この借入金の返済には 10 年以上かかったが、澤井会長の時代に全額会員に返却することが 出来た。 以上の経過により、平成 21 年5月、現在地に「浪速区医師会館」を、初めて我々自身の「医 師会館」を持つことが出来た。 今回、浪速区医師会が創立 70 周年を迎えることが出来たが、新会館建設からすでに 15 年 が経過、この間、公益法人制度改革により社団法人浪速区医師会も一般社団法人へと移行し た。 今後新会館を利用し、さらに諸活動が充実することを心から祈念する。 最後に、今までの医師会活動が滞りなく行えたのは、役員、会員の努力はもちろんであるが、 あらゆる活動を下支えしていただいた歴代事務職員の方々、私の覚えている限りであるが、 古くは喜多ビル時代の橋本さん、その後の藤野美文、平松久幸、広野織江、濱崎克巳、現事 務局の岩城有香、福西 茜、その他多くの皆さん方の協力あってのことである。皆さん本当 に有難うございました。 101
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