いるのですが、今、金沢の県庁に入って JMAT の本部を支えているのが秋冨慎司先生です。 大阪の千里救命センターにおられ、防衛大学の助教授までなられて、岩手で本部に入られて 頑張っていただいた先生です。その先生に JMAT の本部をお願いしています。穴水や七尾 にJMATの支部をつくっていただき、今、松本会長のご紹介にあったようにJMATが30チー ムぐらいに入っていただいています。恐らく、これから 1.5 次、2 次においては患者さんの 健康管理をお願いしないといけないのかなと思っているところです。 ただ、今は能登の北部、奥については DMAT の手慣れた先生方しか入れないような状況で、 JMAT はそこまで訓練が進んでいないということもありますし、重装化できた JMAT がま だ少ないので、その辺も今後の在り方を考えていかなければいけないかと思っているところ です。 ところで昨年、診療報酬の改定率が 0.88%と出てまいりました。これは本当に苦しい中で 財務省の厳しい中で、財務省は-1.0 から始まっているので、こちらは厚労省が 1.7、8、9 ぐらいを狙っていたところですが、何とか 12 月 15 日に一応+0.2 くらいまでいったところ で厚労省は 1.8 ぐらいを狙っていましたが、その間を取って 0.88 ということですから、これ は本当に国会議員の先生方、いろいろな議員の先生方、地元の先生方に大変お世話になった と思うところで感謝を申し上げたいと思っています。 ただ冷静に見ると最悪は免れたかというところでございます。これを詳しく見てみると、 なかなか厳しい問題がございます。0.88 のうち 0.61 が人材の給料など、その辺のことになり ますし、0.06 は職員になりますし。ただ 0.25 というのは、かかりつけ医の問題で生活習慣病 のところの対策で、少しそこから取られるということがあります。処方箋のこともあります。 そういうことを考えると、われわれにとってはなかなか厳しいことですが、とにかく全産 業から遅れたわれわれ産業の給料が上げられることは本当にうれしく思って、そこは頑張っ ていただきたいと思うところです。 私は松本会長の推薦で中医協にも上げていただいて 1 年が過ぎましたが、今、中医協で問 題になっているのは、やはり高齢者救急です。恐らく急性期 1 の 7 対 1 のベッドが少し増え たので、これを減らしていく。高齢者救急を見ると尿路感染症や嚥下性肺炎といったことで、 医療資源をあまり使わない救急が多いのだと。そこを、どう見ていくかということで挙がっ たのが地域包括ケアで何とかせえと。しかし 13 対 1 では見ていけないということで、厚労 省は10対1にして入院したときからリハビリや口腔支援など、いろいろなものが全て入って、 すぐに社会復帰できるような病棟を作っていくんだと言われています。 ただ、これを考えると昔の日本の医療はそうだったんですよね。病院に入って、そこから リハビリも全部して社会復帰して退院していった。結局、そこのベッドに近づいていってい るとなると地域医療構想は何だったんだとなるわけで、そういう変遷を経ながら、こういう 184
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