搬送所要時間は、できれば 20 分以内にすることが望ましく、それを実現したのがブルーカー ドシステムである。1 つのエリアにある開業医と病院が一体となって、病院の受け入れ体制 を未然に構築できれば、救急搬送時間を短縮できると考えられた。 そこでそのシステムを実現するために浪速区医師会として、当時の竹中秀裕会長に「病診 連携委員会」を発足して頂いた。メンバー構成は、浪速区医師会 8 名と浪速区 3 病院(愛染 橋病院、なにわ生野病院、冨永病院)と近隣の 3 病院(大野記念病院、多根総合病院、四天 王寺病院)の 6 病院の地域連携室や医師たちである。2009 年 5 月のことであった。 その後、毎月委員会が開催され、ブルーカード(患者急変時対応システム)が、2009 年 11 月にスタートとなった。この時に参考になったのが、当時愛染橋病院で橋本久仁彦先生 が始められた「イエローカード」である。予め患者情報を病院に登録しておけば、急変時に 搬送、入院させてもらえる仕組みである。 基本となる台帳(ブルーカード)に記載する内容は、病診連携委員会で半年に渡って協議し、 A4 一枚に纏められ必要最小限な情報という形で運用されることになった。 まず、患者さんに、ブルーカードの主旨を説明し、同意を得た上で発行し、ブルーカード と書いた青い封筒を用意する。それと同時に登録病院に A4のブルーカードを FAX する。 その後、病院の承諾があれば事務局から登録許可の FAX が自院に届く。そこで用意してお いたブルーカード入りの青い封筒を患者に渡す。(後日) この仕組みは、基本 FAX があれば参加可能なので、浪速区医師会員全員参加可能である。 下記に実際のブルーカードの内容を記す。 有効期限は、変化がなければそのまま延長となる。(入院時、病状が変われば更新) ブルーカードを発行するときの主治医に必要なものを下記に記す。 19
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