医師会の先生方に行き届けば,誰でも簡単にさまざまな患者情報を登録しデータアップでき ると考えている。 3つの “医” 識改革(医師の意識改革) 私たちは、このブルーカードシステム導入に関し、3 つの “医” 療改革を考えた。 1つ目は、一人の患者を開業医とそのエリアの複数の病院が協働で診ていくべきという医者 の意識改革。 2 つ目は医療 IT 改革である。iPad と最強のセキュリティを保証したクラウドサービスで ある Syncnel for Enterprise の組み合わせにより、効率的かつ安全でシンプルなシステム運 用ができる。つまり、FAX と iPad さえあれば、誰でもシステムに参加することができると いう容易さを電子カルテに依存せず実現してくれた。モバイルデバイスと最強サービスの タッグである。 そして 3 つ目は、医療費節減改革。患者のさまざまな検査データ(採血データ,画像所見, 心電図,薬剤情報など)を共有することにより無駄な検査の重複を避けることができ、医療 費節減の効果がある。 その時の運用としてまずブルーカードに患者情報を記入する。患者を新規登録すれば,ブ ルーカードでの登録は患者が取り下げを希望しない限り永久に有効である。半年に一度のブ ルーカードの更新を義務づけているが、データを添付する場合はできるだけ最新の情報を添 付するよう努力する。 浪速区では、すべての介護事業所と大阪市内の救急隊にブルーカードの協力を要請してい るので、システムは円滑に運用されている。 ブルーカードには、必ず家族の人や介護事業者などの緊急連絡先を記載しておく。ブルー カードと患者情報は、ブルーカードを患者に渡した後、医師会と登録病院(事前に決めてお 22
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