患者のためにデータを共有してもよいかの質問に大多数が賛成している。iPad で患者の医療 検査データのみ利用するクラウドならば、すぐに実現化できるのである。 本来,異なる OS で、異なるデータベースソフトを用い、しかも医療用語すら明確に統一 できていない電子カルテクラウドの道は険しい。必ず、ローカルなネットワークでストップ する。医療情報革命は、スピード優先と考えている。もちろん,セキュリティは重要であるが、 バックアップを各医院でも取れば、万が一クラウドがクラッシュしたときでも復元可能であ る。データ漏出の危険性はゼロではないが、電話も盗聴できる時代である。それゆえに、わ れわれはiPadとSyncnel for Enterpriseの組み合わせを選択した。 浪速区から発信したこのシステムが普及すれば、大阪の救急医療ネットワークだけでなく、 医療連携のあり方が抜本的に進化するだろう。 2011年8月には西成区の山本第三病院が連携病院として参加を表明する。 そしてその年の 12 月に、佐賀県から 99 さがネットの阪本先生をお招きして大阪市内のホテ ルで未来医療戦略会議を開催しそこでもブルーカードを発表した。 病診連携員会は、当時毎月開催されており、2012年1月 他地区医師会員も推薦があれば 参加可能となった。 3月西成区の大和中央病院が参加、7月天王寺区の大阪警察病院も参加となった。 病院へは、当時の佐久間会長とともに、訪問による説明を行い、快く引き受けていただいた。 2013 年 2 月日本医師会医療情報システム協議会にてブルーカードシステムを発表する。 同年 2 月には西区の内藤病院が参加、6 月には生野区の育和会記念病院も参加となる。 8月中央区の大手前病院参加表明となり、参加病院には、病診連携委員会にも出席して頂 25
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